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検索ワード:助手席のシートベルト(超怖)
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助手席のシートベルト
2013年01月11日 21:43:27コメント:0観覧数:3054

助手席のシートベルト

48:1/4:2011/03/03(木) 02:35:39.93 ID:z1tJrNFW0

1~2年くらい前の話。
僕の家は母子家庭で、母親が仕事から帰って来るのはいつも深夜だった。
その間、僕は受験勉強をしたりして過ごす。
24:00頃になると、母親は仕事が終わり、僕の携帯に電話してくる。
「今から帰る、何かコンビニで買ってくる?」そんな内容。
その日は「別にないよ。」と電話を切る。
数分後、生活用品が切れてたのを思い出し、着信履歴からかけ直した。
3~4コールしても出ず、「運転中か・・・しょうがないな・・・。」
と思い、諦めようとしたその時、通話モードになった。
僕:「あ、もしもし。お母さん?」
母:「スゥー・・・スゥー・・・(鼻息の音)」
僕:「おーい、聞こえてる?」
母:「スゥー・・・スゥー・・・」
車の走行音や、運転をしているような環境音は一切なし。
鼻息の音だけが受話器の向こうから聞こえてくる。
別に恐ろしくはないが、何か不可思議な現象に困惑し僕は電話を切った。


49:2/4:2011/03/03(木) 02:37:13.26 ID:z1tJrNFW0

間違ってかけてしまったか?
いや、履歴から電話したし発信履歴も母になっている。
じゃあ、母が何かの拍子で通話ボタンを押したのか?
鼻息が聞こえるほどの口元で?それに走行音やら雑音がするだろうし。
回線の混線か・・・?
PCのスピーカーからトラックの無線が聞こえることがあるように?
電話回線でもそんなことあるのか?
と、当時の僕が出した答えは、腑に落ちないながらも混線説。

一応答えが出たことで冷静になり、もう一度電話してみる。履歴からじゃなく。
出ない。やっぱり運転中なのか。諦めて机に向かう。参考書に目を通す。
と、もう1つの可能性を思いつき、心配性の僕の胸の鼓動が早くなる。

もしや、事故にあったとか。
なんとか通話は押せても喋れないとか・・・?
そんな状況ならどうしよう、母の帰宅ルートは山の麓を通る。人目につかない。
僕は混乱していた。警察か救急車か、それとも原付で探しに行くか?
僕は混乱していた。心配性な上に混乱していて、頭も胃もキリキリマイ。


50:3/4:2011/03/03(木) 02:37:56.68 ID:z1tJrNFW0

そうこうしていると、母親の車の音が聞こえてきた。
「なんだ・・・よかった・・・そりゃそうだよな・・・。」ほっとする。
車が車庫に入り、ドアが開き閉まる音。「バタンッ、バタンッ」、と2回。
僕はちょっと不思議に思った。
いつも母が車から降りる時のドアの音は1回のはず。
それに今日は買い物もしてないはずだし、荷物もないはず。
不思議になりながらも、安堵していた僕は玄関まで迎えに行った。

「ただいま。」母が帰ってきた。荷物はいつものバック一個。
「ん。」反抗期らしく僕は無愛想に返す。
居間に行き、電話したことを告げると、運転中で気付かなかった、と返され
あの不思議な電話の事を話そうとしたら、母が先に話しだした。
どうやら怖い体験をしたようだ。


51:4/4:2011/03/03(木) 02:42:48.65 ID:z1tJrNFW0

「S川知っとるやろ?ほら、こないだ4人殺された事件のやつ。」
(当時、隣町で一家四人惨殺事件があり、死体は川に沈められていた。)
「帰りにS川沿い通ってたんよ。」
「そんで丁度死体が上がったあたりに差し掛かった時にね」
「プリウスがね、助手席のシートベルトをお閉めくださいって言うんよ。」
「誰も乗ってないのにね。あんたこういうの好きやろ?」
僕はゾっとした。
僕の中で今までの不可解な現象が繋がったように感じ、ゾっとした。
今思うと、プリウスのセンサーの誤作動であろう事だが
その日の僕には、なにか異様な恐怖が込み上げてきて勉強どころじゃなかった。
僕は恐る恐るに母に尋ねた。
僕:「今日さ、車から降りる時さ、ドアの開け閉め2回したよね。なんで?」
母:「ん?1回しかしとらんよ。」

霊感のない僕の唯一の怖い体験でした。
長文失礼しました。
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能力者の末路
旅館の求人
封じ (全3話)
禁后[パンドラ] (全2話)
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